お金持ちの人の多くは、健康に気を使っていて定期的に人間ドックを受診しているなど、健康チェックを欠かさないような印象がありませんか。
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お金持ちがやっている6つの健康法
2016年の米国医師会誌が報じた研究論文によれば、40歳平均余命を年収の上位・下位1%で比較すると、男性で15年、女性で10年も差があることが判ったというデータもあります。
そういう点では、「お金」と「健康」と言うのは、実は切っても切り離せない関係性があって、意外にも共通する考え方が根底にはあると考えた方が良いと思います。
あの投資で有名なウォーレン・バフェットも身体と健康については、以下のようにコメントしています。
「私たちの頭脳や肉体も、一生乗り続けなければならない自動車と同様に大切にしなければならない」
このようにアドバイスをしています。
そこで、今回は豊かなお金持ち達が、当たり前に行っている健康法について6つご紹介して行きたいと思います。
早速ではありますが、お金持ちが当たり前に行っている健康法としての結論としては以下の6つになります。
- 健康的な食事
- 質の高い睡眠
- 健康的な運動
- 歯のメンテナンス
- ストレスを溜めない
- 予防医療への投資
私も、様々な病気を患った人と話をしたことがありますが、こぞって皆さんが言うのは「もっと健康に気を付けていたら」という後悔の言葉しか聞きません。
「健康な内に、もっと美味しい食事したかった・・・」
「お酒を飲み過ぎて、病気になってしまった・・・」
「病気になっても病院で治療したらOKやと思っていた・・・」
こういう言葉は、皆さんの身の回りにも言う人はいると思います。健康で無くなってから気付くのでしょうね。
そもそも、自由に生きる選択肢が豊富にある状態っていうのが、豊かさなのに、不健康というのは、その選択肢の全てが制限されてしまうことなので良いことなんて絶対にありません。
その点、健康意識が高い人には、お金持ちが多いです。
健康でいることが自由であって、自分の資産を自由に扱って、どんどんと自由の選択肢が増えていく。そういう合理的な生き方をお金持ちの人は知っているのでしょう。
お金持ちの中には、健康になれるなら今の資産の半分を失っても構わないと言うお金持ちもいたりするそうです。それほど、お金持ちほど健康に拘っていると言えるでしょう。
それでは、6つの課題について1つずつ掘り下げて行きましょう。
健康的な食事
食事でもっとも気を付けるべきなのは、食生活から来る「生活習慣病」です。この生活習慣病のほとんどの原因が食事や運動不足が原因とされています。
私の、周りにも糖尿病の人がいますが、最初は自覚症状があまりないみたいですが、合併症が出てくると途端に透析患者になったり、足が不自由になったり、目が失明したりするそうです。
これらの原因とされる食事を改善するために、どのような食事を意識していけば良いのかを言うと、私、自身が読んで実践もしている「医者が教える食事術 最強の教科書」ではないでしょうか。
この本では体調不良の原因の9割は「血糖値」であるという視点から血糖値を上げないようにするための食事方法などを科学的なデータを基にわかりやすく解説されています。
以前に著書の要約をしているので、気になる方は見てみて下さい。
質の高い睡眠
職場の中を見渡すと、いつも眠そうに仕事をしている人を見ませんか。また、いつも夜中に目が覚めて困っていて慢性的な睡眠不足に陥っている人とかいますよね。
この辺りもお金持ちの方たちは違います。
豊かなお金持ちほど、夜ぐっすり睡眠を取るし、寝るための時間を確保するのも上手いと言えるのではないでしょうか。
私の周りを見ても、優秀な成果を上げる人は、概ね良く寝るイメージがあります。それこそ、ベッドにお金をかけたり寝る前に、ストレッチをしてから寝床に就いたりと結構、色々な人がいます。
豊かなお金持ちの人ほど、睡眠の質にこだわる人が多いのは、充分に休みを取らずに働くよりも、一度、完全に脳を休ませてしっかりとリフレッシュさせたほうが、絶対的にパフォーマンスが上がることを体感されているからでしょうね。
24時間の内の3分の1は布団の中にいると考えると、如何に快適に寝れる様にするのか拘る理由も分からなくもありませんが、いきなり高額のベッドとかは手に入れるのは無理なので、まずは、睡眠を削って仕事をしたり、夜更かしする生活を見直す、といったところから始めてみてはいかがでしょうか。
筋トレと運動
私もジムに通って筋トレをしていた時に、知り合った人たちは、結構、会社の社長さんや資産家の人が多いですね。
お金持ちの人たちは、生活の上で筋肉が無ければ、遊べないし年を取ってからの運動も出来なくなるということで適度に筋トレをしている人は多いです。
背筋などを鍛えることで、筋肉がコルセットの役割をして腰痛にならない人とかもいました。
しかも、自分もジムに通って筋トレなんかをした時に、筋トレは嘘つかないっていう位に、ちゃんとやれば成果に繋がるし本当にポジティブな思考になることが分かりました。
さらに、有酸素運動などは、脳に多くの酸素を送り込むようになるので、活動のパフォーマンスを向上させるようになります。
結局、人間って食べたものと運動によって身体が構成されるので、お金持ちはこういうことを知っているからこそ、食事と運動に気を使う人が多いのではないでしょうか。
基本、お金持ちはバイタリティ溢れる人が多く活動的です。しかしこれらの特性は、持って生まれた才能とかではなく、運動によって自らのホルモンをコントロールして自発的に作り上げているものであるとも言えるのはないでしょうか。
お金持ちは、そのための投資として、筋トレや運動を継続して行うことが自然と出来ているのでしょう。
歯のメンテナンス
歯の資産価値っていくらかご存知でしょうか・・・
日本予防医学協会の調査によると、歯科医師からの視点で言うと歯の資産価値というのは1本あたり104万円に相当するそうです。
天然の歯に近いとされているインプラントの値段が1本あたり平均30万~40万円なので、純正なる天然の歯の価値は100万円だと言われても全然おかしい数字ではありませんよね。
少し、調べると過去に交通事故で歯を失って、損害賠償の裁判を起こした判例では、1本あたり80万円の支払い命令が出たケースもあるので、歯一本あたりの価値というのは100万円と言っても過言ではないということです。
と言うことは・・・
私たちは、1本100万円の価値のある歯を持っていて、生まれながらにして3200万円相当の資産を保有しているということになります。
では何故、富裕層ほど歯に対する意識が高いのか?
その理由は以下の2つではないでしょうか。
1つ目は、歯が健康に与える影響は大きいと言われているからでしょう。最近では、歯周病は生活習慣病の一環とされていて、糖尿病や骨粗しょう症と関連があるとも言われています。
また、今日ニュースメディアが報じていた内容で、九州大学と中国吉林大学の研究では、「歯周病の歯茎からアルツハイマー型認知症」の脳内成分が産生されていることが判明したそうです。
九州大と中国吉林大学の研究結果。
「歯周病の歯茎から #アルツハイマー 型認知症の脳内老人斑成分が産生される」
世界初ヒト #歯周病 の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることが判明 https://t.co/MBClTVsLOk
— Koga Ken (@leaplab72) November 16, 2019
2つ目は、歯がイメージに与える影響が大きいということでしょう。歯並びの良さや歯の白さは、そのまま本人の顔のイメージに直結して、その人の印象を良くします。
「芸能人は歯が命」とは良く言ったものです。
歯に対する意識が高いヨーロッパでは、歯科矯正が保険適用になる国もあったりするほど歯に対する意識は高いと言えるでしょう。
富裕層ほど、自分自身のセルフブランディングを重要視してイメージ戦略を考えるので、定期的に歯医者に通って歯の状態を美しく保っています。
まずは、定期的に歯医者に通って歯石を取ると言うメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。
ストレスを溜めない
お金持ちであろうが、庶民であろうがストレスは溜まるものです。しかし、ストレスを溜めすぎると良くないと言われるのは、ストレスを溜めると浪費が加速すると言われているからです。
ストレス発散で買い物をするや、派手な遊びをするなど、浪費でストレス解消をして自制心が壊れやすいからとされています。
アメリカ心理学会が発表した発表では、ストレス解消には音楽や読書、散歩、エクササイズ、瞑想、家族と過ごすことが有効とされています。
これを聞いた時に、ほとんどお金持ちの人がやることばかりだと思いました。しかもどれもお金をかけずに無料からでも出来てしまいそうなものばかりですよね。
案外、ストレス解消っていうのは、お金かけない方法の方が本質的な効果が高いとされていると言うことです。
お金をかけてするストレス解消って言うのは、ギャンブルや高価な買い物でお金を浪費することでのストレス発散をしないことが先決です。
そして、もう一つ重要なのが、ストレスを溜めないことです。このストレスが溜まるほとんどの要因は人間関係にあります。
お金持ちの方は、人間関係の構築も上手な人が多くて、自分にストレスが掛かる人との距離の取り方が抜群に上手かったりします。
「金持ちケンカせず」の言葉とおりに、人間関係におけるストレスに関しては、以前にもまとめているので参考にしてみて下さい。
予防医療への投資
日本のシンクタンクの調査によれば、風邪やインフルエンザで仕事が出来なくなって仕事の生産性が低下することで起きる損失を金額に換算すると一人あたり平均44,270円という数字が出たそうです。
日本のシンクタンクの調査によれば、#風邪 や #インフルエンザ で仕事が出来なくなって生産性が低下することへの社会的損失は金額にすると、平均44,270円と言われている。
インフルエンザに一回掛かると約4万円の損失。人によってはそれ以上・・・
体調管理に気をつけていきましょう。 https://t.co/dW3iMWY4bc
— Koga Ken (@leaplab72) November 15, 2019
お金持ちの人なら、4万円どころの数字ではありませんよね。これらの点から言えば、お金持ちの人は、健康を財産だと捉えていて健康維持に対して投資して、自分が病気やケガで仕事ができなくなることの損失を自覚しているから予防に対する意識が高いのだと思います。
言ってしまえば予防医療というのは「確率」の問題でもあると思います。現代の医学と経済学の共通点として「統計」である程度、決着が付くことって多いと思うのですよ。
現在の医療は、きちんとしたデータと、解析結果に基づいて統計学的にエビデンス(証拠)の観点から実証をしています。病気にならない人なんていませんが、研究された医学に基づいて、自分が病気になる確率を下げているのでしょう。
これを感じたのは、自分自身、ピロリ菌の駆除をしたときに胃がんになる人の多くはピロリ菌に感染しているということを知ったときです。
胃がんになる人の多くはピロリ菌の感染者だと聞き、駆除を行いました。駆除の時は一週間くらい大量の薬を決まった時間に服用するという経験したことのない感じでしたが駆除することができました。
結局、知らないまま放置して悪くなってから病院に行っていては、時間もお金も掛かってしまうということです。
個人的には、予防医療に関しては、今後、日本では普及していくと考えていますので個人的にもアンテナを張っていきたいところではあります。
まとめ
今回、6つのテーマからお金持ちの健康管理について語ってみましたが、結局、お金持ちの人が「予防医療」や「質の高い睡眠」などを積極的に行っているということではなく、自分自身への身体を本質的に資本と自覚していて、最高のパフォーマンスを発揮できるように意識し、病気を予防して自己管理できる人にお金持ちが多いということなのでしょう。
これら6つのテーマで言えるのは、短期的な投資よりもやはり、お金持ちは長期的な投資と成果へのコミットさせる合理的な思考をもっているということです。
今後も、これらのお金持ちの健康マインドを参考に、健康寿命はお金で買えないということを理解し、日々の積み重ねを続けて行きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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