ローソン「レジなし店舗」実験!ファミマ希望退職!【どうなるコンビニ業界】

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ここ最近、コンビニが早期退職を募集したり、レジなし店舗の実験を始めたり、業界の大きな改革が起こる予兆を感じています。これからのコンビニ業界を投資家目線で考察していこうと思います。

先に、今回の考察ポイントを挙げておくと以下の3点になります。

  • コンビニ本部の仕事が減っていく?
  • コンビニ無人化はいつから始まる?
  • 今後、投資家としてみるポイントは?

この3点について詳しく見ていきましょう。

ファミマ希望退職者人数が1025人について

ファミマ、1025人が希望退職 全社員の約15%

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55817960Z10C20A2916M00/

ファミリーマートは、全社員の約15%に当たる1025人が希望退職すると発表した。募集人数(約800人)を上回ったが退職を認める方針で、同社は「自身のキャリアを真剣に考えた結果であり、最大限尊重するため、組織上支障のない範囲で可能な限り認める」としている。

最近、黒字リストラなども多い社会ですから、希望退職がというのはニュース的にはネガティブ要素が強いですよね。

特に、希望退職を募集するとどういう人が募集してくるのか・・・

今、希望退職なら多めに退職金を出すと言われると、他の職場に転職してもやっていける人や、仕事ができる優秀な人材が希望退職を志望することになります。

企業からすると仕事ができる人(給料以上に生産性を上げる社員)と、仕事ができない人(給料よりも生産性が低い人)と比較すると仕事ができる人に残って欲しいものです。

希望退職を募るとどうしても、仕事ができる人が多く会社を離れる機会にもなるので、どうしても公に希望退職者を募ると、会社としては成長が鈍化していることを発表しているような感じがします。

なぜ、コンビニ業界は、希望退職者を募るような感じになったのでしょうか。

基本的には、ビジネスと言うのは「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4段階に分かれますが、今のコンビニ業界は成長期を過ぎて成熟期に来ているとされています。

コンビニ業界が伸びて成長期にあった時代から見たときに、成長期に必要としていた仕事が無くなって来ているからと言えるでしょう。

コンビニ本部社員の仕事は主に2つあります。

  1. 新規出店の店舗開発
  2. 各店舗のSB経営指導

日本のコンビニ店舗は2019年で58,340件あり飽和状態にあり、新規出店をすることが少なくなりました。

また、本部の仕事としてはSB(スーパーバイザー)としてフランチャイズのオーナーの経営指導ですが、この仕事も成熟期になるにつれ減って来ています。

それこそ、フランチャイズでコンビニをするノウハウとかがなかった時代だと、本部とオーナーの立場が主従関係がはっきりしていましたが、今は本部とオーナーの立場が対等になりつつあります。

むしろ、現場で長くコンビニオーナーをしている人からしたら、若いSBを必要としないケースも増えて来ていて、現場のことに詳しいオーナーが増えて来ているのもあります。

この2つの仕事が減っていくことが大きいと言えます。

そういう意味では、今後は、如何に人の手を使わずに店舗運営をやっていけるか「コンビニの無人化」へと進んでいくのは業界として必然になるでしょう。

今回のファミマの希望退職が多いというのは、コンビニ業界としてはネガティブなニュースになりますが、他の業種に優秀な人材が流れて人材の新陳代謝が起こるのは経済的にはとても良いことだと思います。



ローソンが実証実験「コンビニ無人化」について

ローソン “レジなし”店舗の実証実験 開始へ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200218/k10012290441000.html

コンビニ大手のローソンは、客がレジに並ばなくても会計を済ますことができるいわゆる“レジなし”店舗の実証実験を始めることになりました。

いよいよ、コンビニでも無人化のテストが実施されています。

ローソンが2月~5月までの4ヶ月間の実証実験を行っており、実験結果から問題が無ければ2020年の夏から一般向けに全国に向けて出店を開始していく予定とのことです。

スマホにアプリを入れて地下鉄に乗るくらいの感覚でコンビニに入店してで買い物をしたら、そのままレジを通さずに店から商品を持ち出すだけでクレジットカードで自動決済してもらえます。

この、コンビニ無人化の何が良いのかというと、買い物のときに最も無駄な時間である「レジ待ちの並ぶ時間」をなくすことが出来ます。

そう考えると、この無人化の流れはコンビニ業界としては必然だと思います。

電車も昔は、切符を駅員の人が切符を一枚一枚切って、改札口を通過していましたが、今は完全に自動化が進んでいます。

今回の、ローソンの無人化テストは、アメリカで最高事例が出たことが大きくて、アマゾンが2018年の9月にAmazon GOの無人店舗をテストを行い成功しています。

その動きを見てローソンも無人化に舵をきることになりました。

日本の企業は、0から1を生み出す新しいアイデアを生むのは苦手だけど、1から2とか3に発展させてクオリティを高めていくのは国民性もあって得意な領域です。

そういう意味では、今回のローソンの無人化テストは期待しています。

投資家目線としては、大手コンビニ3社の売上は10兆円産業で、コンビニ出店もドミナント戦略などあらゆる戦略を打って来たわけですが、店舗だけ言えば飽和状態であることは事実です。

どうしても成長の見込みが薄いと判断すると投資家の目線としては、投資対象に入ってこないのですが、今後、5年10年という視点で見るとコンビニの無人化は確実に普及するでしょう。

そして、国内にコンビニの無人化が進んできて、海外展開が視野に入ってくると一気に投資家たちの見る目も変わると思います。

今後のコンビニ業界の無人化に向けた動きには注目していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Koga Ken
◼︎マーケティングプランナー ◼︎
企業調査士 これまで、企業の信用調査やマーケティングなどの業務を15年間行いながら、現在は、フリーランスとして活動中。 現在は、複数の中小企業と業務提携を行いながら、企業信用調査やマーケティング全般のビジネスコンサルティングを展開。