昔の学校は一言で言うと「サラリーマン養成所」って言っても過言ではなかったと思います。本当は、学校って子供が初めて接するコミュニティなわけですから、もっと色々な生き方があるんですよっていうことを教わる場であっても良いはずなんですけどね。
そんな視点で、今日は学校では教わらないビジネスの原則という内容で記事を書いてみたいと思います。
何故か、学校行って就職っていう路線までのレールが自然と敷かれている感じでしたし、そこに、疑問を抱いている人もいたと思いますが、それを実行するヤツは可笑しいっていう感じでしたね。
サラリーマンになる方向しか見せてくれない感じで、中には起業を考えている人なんかもいましたが、それでも一旦、サラリーマンになってから独立するって方向が定番でした。
サラリーマンが悪いわけでは決してないですが、大切なのは自立して人に依存せずに、会社に雇われずに生きていくということですよね。
雇われずに生きていくってことは、なにも特別なことではないんですけど、やっぱり何か小難しいと思われてしまってるような感じがあるなと私は思っています。
私は、自分で起業したことも、会社員の経験もありますけど、どっちが正解ってのは人の価値観によりますが、起業そのものは、難しくはないと思います。
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ビジネスには難易度がある
昔は、株式会社を設立するには資本金1000万が必要とか・・・結構、ハードルが高い感じはありましたが、今では、1円からでも作れるっていうのは、誰でも知っていることなんですよね。
ただ、闇雲に起業しても失敗するだけなので、やはり、独自商材を作って販売や認知を広げる取り組みなんかをするのが一番いいのではないでしょうか。
会社員である限り、営業でいくら沢山売っても、それは会社の商品を売って、インセンティブ(報酬)を得ているに過ぎないわけで、自分の商品を売るって言うことは無いですからね。
今日のお話しは、学校では自分の商品の作り方や売り方とかは教えてくんないんです。だから、少しでも自分でビジネスをやろうとする人に向けて、独自の商材を開発して売るための大原則をお伝え出来たらと思っています。
大きかろうが小さかろうが、自分で何かしらの事業をやる上で、知っておくと良いことが、いくつかあるので、その辺りを紹介していこうと思います。まずは、何の事業をやるにしてもビジネスには、ゲームのような難易度があるっていうことを押さえておくと良いでしょう。
単純にイージーモードからプロフェッショナルモードなものまでゲームと同じように難易度があるんです。
何を基準に簡単か難しいのかって言うと「稼ぎやすさ」ですね。専門的にはマネタイズ(収益化)とか言ったりすることもあります。
お金になりやすいかどうかってのは、明確に違いがあって、初心者の場合は稼ぎやすいビジネスをやった方がいいと思います。では、どんなビジネスが稼ぎやすいか、いくつかのポイントに整理してみましょう。
第一に、小資本であること
今の時代、多くのお金を掛けたからと言って成功するわけではありません。少し前、メディアで話題になった「カメラを止めるな」という日本映画は、製作費が300万円で興行収益が31億円というヒット作となりました。
アレなんか、お金を掛けずに大儲けした典型ですよね。
当然、お金を掛けることで、ビジネス上での選択肢が増えるということは確かですが、今の時代、何がヒットするのかなんて確信的にやっている人は少ないと思います。
むしろ、手探りでお金を掛けずに探りながら、イケると何かしらの確信なんかを得てから、大きく資本を投下するやり方が多いと思います。
そういう意味では、最初からお金を掛けるというのは、あまりおススメしないっていうことです。
反対に言えば、あんまりお金をかける必要がないっていうことでもあって、事業の初期投資がすごく少ないビジネスを考えるべきだということですね。
具体的には、インストラクターやブログアフィリエイトなどがあります。インストラクターなんかは、身体ひとつで仕事ができるということ、アフィリエイトはネットビジネスの代表格として有名です。
専門的なスキルがある人なら、ツールやシステム等のサービスを自分で作って、SNS等を通して売って行くというのも小資本で出来ると言えるかもしれません。
第二は、在庫を持たないビジネスモデルであること
在庫を持たないビジネスモデルは、音楽や絵などクリエイティブな分野に多いですが、主にネットビジネス(アフィリエイトやネットショップ)または、講師業(セミナーやカウンセラー)があります。
これらのビジネスは、身体一つで商売が出来るということと、データを販売したりするので在庫を持たないというところです
メリットだらけのように聞こえますが、一番のデメリットとしては、集客に時間が掛かるということです。集客というのは単純に「認知×信用」で決まります。
私の場合は、過去にメルマガ配信サービスをしていた時期があります。在庫を抱える必要はありませんでしたが、集客をするのに結構、時間と広告費が必要だった記憶があります。
この辺りの集客に向けた詳しい話は、後日、しようと思いますが、この、集客に関する課題をクリア出来れば非常に良いビジネス展開が出来ると思います。
第三は、利益率が高いビジネスであること
単純に1回販売した時の利益が高いと言うことは当然なのですが、それよりも、ここで言いたいのは、売れば売るほど利益率の効率が良くなるストック性のあるビジネスであるかということです。
スキルや商品が蓄積されることで資産化されていくことで、新たな価値が作り出されていくことです。例えば、メルマガを作っていて、その内容をひとつにまとめて書籍として販売するとかですね。
この資産化すると言うのは、独自のサービスや商品であればあるほど、その幅や価値の創造は大きく広がると思います。
第四は成長産業であるかどうか
これは、非常に重要でして、そもそも、頑張る方向性が間違っていては、常に向かい風で走っているようなもので、成功するまでに非常に大きなエネルギーが必要です。
例えば、今はもう、令和になって新しい時代を迎えていますが、銀行なんかはもう成長産業ではないと思われています。ひと昔までは、銀行は潰れない安泰企業と言われいましたが、今となっては厳しくなっている業界なので、その業界で成果を出すこと自体が困難になってきます。
実際に行う事業を俯瞰的に見て、産業として成長傾向にあるのか、衰退傾向にあるのかは、ビジネスの難易度に大きく関わってきます。
そういう意味では、自分でビジネスをやるのだったら、頑張ったら頑張った分だけ「楽」になるようなビジネスを選ぶべきです。
でも、いきなり、何か事業をやろうと思っても、思いつかないし立ち上げが難しいってイメージはありますよね。
そういう人たちに効率良く、どういうやり方があるのか言いますと、事業売却っていう方法を取るのも選択肢のひとつだと思います。
株式会社って普通に売ってあるんですよ。Googleで会社売買とか検索すると、結構売り買いされてます。
私も、過去に地元でお酒を提供する飲食店を作った時に、事業を売却した経験があります。その時は、会社が売れるとか売るつもりでやっていたわけではなく、漠然とやっていたら、運良くある程度の固定客が付いて、その店を買いたいという人からの話が舞い込んで来て、まるごと転売した経験があります。
だから、ビジネスというのは、それ自体が売り物になるということで、その時は、向こうの言い値で売却することになりましたが、最近では、事業売却の鑑定をする人もいます。
そういう意味でいえば、企業売却というのは、芸術家が作品を創作して売るっていう感じだと思います。
自分で売る為に事業を作っても良いし、ビジネスモデルとか分からない・・・何をしたら良いのか分からないっていう人は、売られている事業を買ってみても良いのではないでしょうか。
昔、ゲームでダービースタリオンっていう競走馬を育てるシミュレーションゲームがあったのですが、強い馬を育てた友人は、そのデータが入ったプレイステーションのメモリーカードを売っている友人がいましたからね。
こんな感じで株式会社や事業っていうのは、ゲームと同じで買ったり売ったりすることが出来るっていうのは、学校では教えてくれないのですよ。
でも、売られている事業って、儲からないから売られているじゃあないのか・・・
そう思うかもしれませんが、一概にそうではありません。中には黒字が出ている事業で、後継者が不足していて売りに出されている事業なんかも多く存在します。
金額で言うと、ピンからキリまであると思いますが、安い事業で300万位とかで売られている事業なんかも見たことあるので、興味のある方は一度、調べてみると良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は、学校で教えてくれないビジネスという形で紹介をしましたが、やっぱりお金って重要ですから、お金を稼ぎたいって言う人は是非とも事業を売買するというのも選択肢に入れておくことをおすすめします。
最後に、伝えておきたいこととしては、特に、会社員の方からリスクを掛けたくないって言うことを結構、頻繁に聞いたりします。
しかし、会社員の人がリスクを背負っていないという感覚から、そういうことを言っているのかもしれませんが、会社員にはリスクがないという思考がリスクだと考えるべきだと思います。
私も会社員を10年以上経験して思いますが、2019年5月13日に、トヨタの社長が「終身雇用は難しい」と発言していましたが、あの発言が大企業の本音であることは間違いないと思います。
そんな、状況下で会社員だけをしていてリスクがないという考えは無くすべきだし、会社員だけをしていることがリスクであると言えるのではないでしょうか。
自分自身も、そういう視点を持って、会社員をしていた頃は、ずっと副業をしていました。10年もしているとコツなんかも分かってくるので、少しでもその経験から得たコツなんかをお伝えしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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