政府が発表した新型コロナウイルスの対策で臨時休校が打ち出されてたことで、企業もテレワークなどの働き方を推奨すると言われ、テレワーク(在宅リモートワーク)に注目が集まりました。今回は、副業にもつながる3つのテレワークの働き方をご紹介します。
テレワークの働き方は大手だけ?
テレワークと言うのは、PCなどを使って時間や場所の制約を受けずに働くことができる働き方のことを言います。
「tele=離れた場所」で「work=働く」という意味の単語を合わせた言葉で在宅勤務の意味があります。
総務省の調査によるとテレワークを導入している企業は全体の13%しかなく、GMO、NTT、ドワンゴなどが上げられており、比較的、大手企業に多くテレワークが導入されている状況ですが、まだまだ、これからの働き方であることは導入されている企業の数が物語っています。
結局、このテレワークが導入されるかどうかと言うのは、働いている従業員サイドでは、どうすることもできません。
しかし、働いているところがテレワークを導入していないから、我慢して会社にいかないと仕事が出来ないと言うのは、少し違うと思います。
これからの働き方で言えば、個人が一人一人の働き方の中で何かしらのテレワークができるように準備しておくことは大切です。
もし、今回のコロナウイルスでテレワークへの関心が高まったら、今回、2つのテレワークの働き方をご紹介するので、副業からでも取り組む準備をしても良いのではないでしょうか。
副業からでも始められるテレワーク紹介
リモートワークというと、難しい感じのイメージを持つ人も多いですが、昔は、自分の母親なんかも内職で事務的なことをやっていましたが、基本はそれがネットを活用した感じなので主婦の方でもテレワークを始めることは可能です。
以下の2つのテレワークは、安定性、自由性の視点からおすすめできるテレワークになります。
- 安定のAmazon在宅勤務
- 自由なコールセンター起業
一つずつ詳細を解説して行きましょう。
Amazon在宅勤務
ネット販売大手のAmazonは、顧客に向けての接客スタイルで電話で対応するコールセンター業務もテレワークへと変わりつつあり、今後の成長市場として注目されています。
最近は、クラウド型のコールセンターが主流になっていて、顧客との接客対応をするオペレーターも全国に分散した在宅ワーカーが担っているケースが増えてきています。
アマゾンでも、電話やチャット・メールを使って、顧客対応スタッフを在宅勤務で募集しています。
雇用形態は「契約社員」になりますが、時給1,100円(深夜は1,375円)で1日8時間か4時間のコースがあって、それぞれ日勤と夜勤も選択することができます。
日本国内どこに住んでいても、自宅からオンライン勤務が可能で、社会保険、健康診断、社員割引制度(アマゾンでの買い物10%割引)などの福利厚生も充実しています。
顧客からの難しい問い合わせに関しては、カスタマーセンターのメンバー同士がチャットで助け合いながら、対応することがきるため、初心者でも安心してテレワークに専念することが出来ます。
正社員登用後も、コーチからチームマネージャーへとキャリアアップすることも可能になっていて、詳細は専用サイトがあるので参考にしてみてください。
【雇用形態】
18歳以上(学生不可)~60代まで
契約社員(6ヶ月~1年)
※契約満了後は正社員登用制度あり
※業務で使用するPCはアマゾンから貸与される
【給与形態】
時給1,100円
(22:00~翌5:00は25%UP)
【勤務シフト】
フルタイム:1日実働8時間(休憩あり)
日勤:7:00~21:00
夜勤:21:00~翌9:00
パートタイム
朝勤務:6:00~12:00
夜勤務:18:00~24:00
【休日・休暇】
休日 月10日間(年間休日120日)
有給休暇 年間10日間
【採用条件】
書類審査とオンライン面接
【在宅勤務条件】
自宅に仕事の専用スペースを確保
(外部の騒音が入りにくいスペース)
有線のインターネット光回線(Wifi不可)の開設
月額利用料は、在宅ワーカー側の自己負担
業務用の電話回線を用意(費用はアマゾン負担)
在宅コールセンター起業
PCやスマホメーカーでは、製品の使い方がわからない人や、ネットへの接続方法がわからないという方への問い合わせに対して、顧客専用のコールセンター窓口を設けています。
これらの運営の多くは、外部業者に委託されているケースが多く、NTTコミュニケーションズの子会社でも、インターネットプロバイダー「OCN」のテクニカルサポートの業務を受託しています。
NTTコムが主催する「ドットコムマスターアドバンス」という、ICTのスキルレベルを判定する資格制度を設けており、8,000円を払って受験します。
接客対応や苦情ストレスに対する適性診断や、OCNの商品知識を習得の研修などをクリアすると、NTTコムチェオ認定の在宅オペレーターとして在宅で仕事を開始することができます。
詳しくは下記の専用サイトを参照ください。
在宅オペレーターは、個人事業主という立場で業務委託契約が交わされ、10:00~18:00の中で、自分の好きな時間帯に自宅オフィスに待機して、お客からの問い合わせに対応するのが業務内容となります。
委託契約になるため、お客の対応をしていないときは時間給が発生しませんが、問い合わせを処理した件数に比例して報酬が出るので、平均的にみて1時間あたり3~4件の対応処理から時給1,100円~1,400円にはなります。
さっき紹介したAmazonの契約社員だと基本給や福利厚生は保証されるが、時間の拘束があるためシフトの中で働く必要がありますが、個人事業主としての自由度は高いメリットはあります。
どちらを選択するのかは、人によって仕事への価値観や環境によっても違ってくると思います。
いずれにしても、これから市場規模の拡大が見込める在宅オペレーターのスキルと経験は、業界内で評価されるため、実績を積み重ねながら、条件の良い仕事へとステップアップしてくことも出来ます。
まとめ
今回は、副業からでも始めることの出来るテレワークの仕事を紹介しました。
今はまだテレワークと言う働き方は、大手だけが導入して自分たちには縁がない働き方だと捉えていた方も、大手で勤めていなくてもテレワークでの仕事を始めることができることが分かっていただけたでしょうか。
これからの働き方というのは、昔ながらの働き方(会社に出勤して場所と時間を拘束される)ではなく、場所と時間を自分で選択して働くスタイルが当たり前になります。
特に、現在はエンジニアやデザイナーとITスキルの高い人だけが行っているイメージですが、今回、紹介した仕事の内容は、多少のITスキルやサービスの内容を保証するための検定などがありますが、従来のオペレーター業務は、完全に在宅で可能なレベルにはなってきています。
今後もテレワークについては色々な仕事を紹介していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。