Tesla (テスラ)時価総額で自動車世界一を解説【テスラ株まだ上がるのか!?】

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電気自動車メーカーのテスラが日本のトヨタ自動車の時価総額を抜いて、世界一の自動車企業としてトップになりました。今回は、一部では過剰評価としても言われているテスラモーターの時価総額について投資家目線で解説したいと思います。

Tesla (テスラ)とは、どのような会社なのか

電気自動車メーカーの Tesla (テスラ)が自動車業界でトヨタを抜いて時価総額が世界一になったニュースについて、投資家の目線で初心者にも分かるように詳しく解説していきたいと思います。

米テスラが時価総額で自動車世界一、自己株分除けばトヨタ抜く

テスラの時価総額は1735億ドルと、トヨタの時価総額2040億ドル(6月15日終値ベース)を下回る。時価総額は発行済株式数に直近価格を掛けて算出される。数式に自己株式を含めて計算すれば、世界でトップの座はトヨタが守る。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-15/QBYA7UDWLU6801

https://twitter.com/ElonsWorld/status/1270712021357658114

 

まず、Tesla (テスラ)というのが、どういう会社なのかと言うと、日本ではまだ乗っている人そのものが少ないですが、アメリカ合衆国のシリコンバレーを拠点にしている電気自動車と部品の開発、製造、販売をしている会社です。

経営を主導しているのは、イーロン・マスクという人で、電子決済のPayPal社を創業した人物でもあり、先日、5月31日に発表された民間初の有人飛行を成功させたスペースX社の経営者でもあります。

https://response.jp/article/2020/06/01/335144.html

その注目度からフォーブスの世界で最も影響力のある人物ランキングにも選ばれています。

これだけの実績を出している人が経営するTesla (テスラ)が時価総額でトヨタと比較して、どのあたりにメリットがあるのか解説していきたいと思います。

Tesla (テスラ)が設立されたのが2004年になのですが、2010年には上場を果たし、創業から16年しか経っていないのに、世界一の時価総額になってしまうのですから、とんでもないことだと思います。

Tesla (テスラ)の何がすごいのか?

米国のシリコンバレー初の電気自動車メーカーとして注目され、あのGoogleの創業者であるラリー・ペイジ氏も出資しています。

日本にも数多くの自動車メーカーはありますが、Tesla (テスラ)は何が違うのかと言うと、一言で言うと「アップデートする自動車」を開発しています。

今後、自動運転が出来る車が多く開発されていくことで、自動車がコンピューター制御されていくことはほぼ確実です。

Tesla (テスラ)は、自動車専用のアプリを第三者が開発できるようにして、今後、様々な企業が自動運転のソフト開発に乗り出せる仕組みを準備しています。

いわば、iPhoneのアプリをアップルストアで手に入れるのと同様に、自動車のアプリをインストールしていき、自動車を継続的にアップデートして機能が向上していくように設計されています。

また、テスラの自動運転技術は、他の自動運転よりも優れていると言われていて、センサーなどの数も多くて人間の目視だと見落としがちな死角でも360度を感知することができます。

そして、テスラの新機能として面白いのが「スマート・サモン(Smart Summon)」機能です。

スマート・サモン機能は、「summon(召喚・呼び出す)」という言葉の通り、個人用の駐車スペースなどから200フィート(約61m)以内に車があるときに、スマートフォンからテスラのアプリで呼び出すことが出来る機能です。

テスラの自動車の特徴としては、スポーツカーを超えるくらいの加速力があるようで、距離も400キロから500キロぐらい走れる自動車としての性能も優秀とされています。

2008年に売りに出されたロードスターでは、テスラ自動車の初期の頃に販売されたモデルで生産台数はそこまで多くないのですが、有名ハリウッド俳優などを起用してPRしていました。
価格は1200万円〜2000万円くらいとのことでした。
2010年に出たモデルSは、高級セダンのような感じで、値段は1000万円からの価格で、このタイプの車が比較的、テスラの認知を高めることとなったクルマで加速性が従来の車とは違って、音もほとんどせずに凄い加速でスピードを上げていくとされ話題になりました。

2017年に販売されたモデル3は、テスラの中でも汎用性に優れた大衆路線用として1番売れた車です。

テスラの販売戦略は、初期の頃はロードスターのようなスポーツタイプの電気自動車で、高額な自動車として市場に出していき、その後、2017年のモデル3の販売をきっかけに大衆でも手に入るラインにまで市場を広げていく戦略をとっていました。

それは、テスラの売り上げ推移にも現れています。

売上推移

2015年 約4400億円
2016年 約7700億円
2017年 約1兆3000億円
2018年 約2兆3000億円
2019年 約2兆7000億円

販売台数でいうと、2018年から2019年にかけて、倍の販売台数をモデル3で売上て世界一の電気自動車販売台数を30万台を販売していて、今後は、5兆円規模で売り上げが伸びていくと予想され、その期待が株価高騰の一因になっていると考えられます。

イーロン・マスクが手掛ける事業

イーロン・マスクという経営者は、電気自動車テスラの社長もしながら、民間宇宙ロケットの開発もしたりしています。

中でも、イーロン・マスクが計画している地下輸送システムの超高速移動手段「Hyperloop(ハイパーループ)」という計画は、時速1200kmという飛行機やリニアよりも早いスピードで移動する乗り物を開発しています。

東京と大阪の距離を比較して移動時間を算出すると、わずか10分で移動できてしまう程のスピードで移動をする乗り物ということになります。

その他にも、地下トンネルを掘って渋滞のないトンネルを作って、電気自動車でスムーズに移動出来るようにする「地下トンネル企業(The Boring Company)や、脳に電極を埋め込んで脳とコンピューターを繋ぐ「Neuralink(ニューラリンク)」というBMI技術(脳(ブレイン)と機械(マシン)を直接つなぐ技術(インターフェース)の開発も行なっています。

大まかにイーロン・マスクが経営している事業を取り上げるだけでも、最先端すぎて到底、凡人では理解ができない内容ではありますが、共通している点は「移動の革命」であることは分かります。

スペースXによる宇宙への移動
テスラによる自動運転の移動
ハイパーループでの高速移動
地下トンネルを掘って移動

イーロンマスクが進めようとしている事業のほとんどが「移動」をテーマにしているということからすると、これまでの歴史から見ても馬車から車、汽車から新幹線、飛行機など移動の革命は人々の生活や仕事を大きく変革してきました。

世の中には、イーロン・マスクという人物はスティーブ・ジョブズを超える存在になるかもしれないという人もいるくらいなので、そんな彼が経営するテスラの株価が高騰していくのも分かるような感じもします。

テスラVSトヨタの比較

自動車メーカーで世界一の時価総額になった点について、少し初心者の方に株と会社の価値について解説しておこうと思います。

例えば

株の発行株数・・・1億株
株価・・・1000円
時間総額=発行株数×株価→1000億円

仮に、このパターンで100億円の利益が出た場合、1株当たりの利益は100円と言うことになります(EPS)1株当たり50円の配当を出すと言うことになると、株価1000円に対して配当利回りは5%ということになります。

「株価はどうやって決まるのか」というのは、常に株価は、売りたい人と買いたい人の需要と供給で決定され、売りたい人よりも買いたい人が増え、買いたい人が殺到すると株価は上がっていきます。

トヨタとテスラの比較

テスラ トヨタ
時価総額 約20兆円 約19兆円
売り上げ 約2.7兆円 約30兆円
営業利益 約80億円 約2兆4000億円
従業員 約4.8万人 約35万人
販売台数 約36万台 約900万台

この数字だけで見ていると、全然、比較にならないように見えると思います。

断然、トヨタの方が利益を残しているし、販売台数も25倍も違うため、規模で見たら完全にトヨタの方がって見えるかもしれませんが、株の株価による価格というのは将来性への期待というのが大事になります。

トヨタの場合は、これでもかと言うくらいに、豊田生産方式と呼ばれる位に無駄を省いたコストカットをして、利益を追求して30兆円の利益を出しているのは、流石ですが、言い換えれば、今のやり方が限界値を迎えているともいえます。

これらの見方から、トヨタという企業の成長は安定期から衰退機に入っているという見方をしている投資家が多く存在していて、トヨタ自動車の企業自身も利益は出ているが危機感を強く持っています。

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テスラは電気自動車の技術力もずば抜けていて、今後の販売台数の伸びが期待されていますが、とはいえ個人的には、トヨタを超えるほどの利益が今後、出せるのかというと難しいと思っています。



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