2019年10月時事ネタNEWSダイジェストVol:1

ビジネスやお金にまつわる時事ネタニュースをダイジェストで解説します。様々なニュース情報を分かりやすくキュレーションして1週間の情報をまとめて整理します。今回のニュースは9月30日~10月7日までのニュースです。

手塚治虫、AI技術が30年ぶり“新作漫画”描く

2019/09/30 ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/news/2145559/full/

「漫画の神様」手塚治虫の“新作漫画”が、東芝メモリ(10月1日付で社名「キオクシア株式会社」に変更)の高速・大容量フラッシュメモリとAI技術を用いて、2020年2月に発表されることが30日、わかった。1989年に亡くなってから、実に約30年ぶりに手塚漫画が復活する。

現在、AIは大きく2種に分類されています。①あらかじめプログラムにインプットされたこと以外は何も出来ないAIと、②人間のように思考、認識・理解を行い、まるで人間のように推論・価値判断のもとに自律的に学び、意思決定行うことができるAIです。

すでに②の自律的に学ぶAIにおけるプロジェクトは、そこそこ公開されていて、実績も上げてきています。

漫画もなんかも、ある程度のガイドラインがあれば、それなりの作品は出来ると思いますし、何よりも、このニュースに関しては、手塚治虫氏の作品を作ろうとするという「宣伝手法」が上手いですよね。

今後、音楽や小説、それこそ漫才のネタなんかも出てくるでしょうね。



ポケベル、半世紀の歴史に幕

2019/10/01 時事ドットコムニュース
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019093000801&g=eco

東京テレメッセージ(東京)が国内で唯一提供していたポケットベル(ポケベル)のサービスが30日に終了した。ポケベルはピークの1996年に契約数が1000万件を超えたが、携帯電話の普及に伴い利用者が減少し、半世紀の歴史に幕を下ろすことになった。

世代的に私も使っていた人間なので、ポケベルとは、懐かしい物ですね・・・今回の、ポケベルサービスが終了するに伴って、ビジネス的に空いてくることになるのが、ポケベル電波の行方になります。

それこそ、使い方次第では、魅力があるポケベルの電波。少ない基地局で、広範囲をカバーできるし、通信容量に限りがあったり、周波数帯域なので用途が限られてはいる等の制限もあるが、IoT系デバイスの低容量通信を行うなら有望だと考えられます。

Googleが「ヴェルサイユ宮殿VR」を無料でリリース

2019/10/01 GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20191001-google-arts-culture-versailles-vr/

Googleはヴェルサイユ宮殿をVRで楽しむ事ができるVRヘッドセット向けアプリ「VersaillesVR」をリリースしました。VersaillesVRを使用すると、自宅にいながらにしてヴェルサイユ宮殿を訪問し、壁や天井の絵画、彫刻、調度品など合計で340点もの芸術品をVRで体感し、パリで繰り広げられた宮殿物語に触れることが可能となっています。

在宅で豪華絢爛な世界遺産を満喫できるVRゴーグルがスタンドアローン化してリリースされました。記事を見ると結構デカいので、もう少しコンパクトになれば、こういうコンテンツは、間違いなく爆発的な速度で増加してくるに違いないと思います。

それこそ、5Gと連動することで、家にいながら世界中に旅行にいけますよね。今は、Googleearthでも空から世界の景観を楽しむことが出来ますが、このVRゴーグルに関して言えば、まさに「現代のどこでもドア」ですよね。



尿1滴でがん検査、「線虫」利用した方法が来年実用化

2019/10/02 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/547647/

尿1滴からがん細胞を嗅ぎ分ける小さな虫「線虫」によるがん検査が、まもなく実用化されます。お手頃価格の検査を実現した小さな虫の特殊能力は意外なきっかけで発見されました。

基礎技術開発のきっかけとなったのは「サバ」がポイントだったらしく、線虫が、がん患者の尿に集まる性質を利用しているようです。

前にニュースで話題になった「アニサキス」が食いを調べてみるとピンポイントでがん細胞だったということで、今回の線虫研究が行われたようです。しかも、15種類のがんを検知率が85%で発見することができて1回約1万円なので、非常に効率が良いですね。

このアイデアを企業として事業化するのに、資金集めなどをクリアするのも大変んだったと思います。今後の予防医療に大きく期待したいと思います。

UPSが正式にドローン配達を認められる

2019/10/03 GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2019/10/ups-drone-faa.html

UPSが連邦航空局(FAA)から、正式にドローン配達の許可をもらい、今後は自由にドローンで配達できるようになったとThe Vergeが伝えています。

前々から、ドローンで配達するという話は出ていましたが、いよいよ近い将来に配達にドローンが使われる動きになりそうですね。

日本では、ドローンに対する規制や電柱電線などが、複雑に張り巡らされている状況なので、スグには難しいと思います。私の個人的な考えでは、日本の場合は、移動、物流、物販など多目的に活用できるトヨタが現在、開発に力をいれていて「次世代電気自動車(EV)“e-Palette Concept”」が普及すると思います。

これなんかは、トヨタはこれから車を作る「物作りの企業」から「サービス提供」の企業へチェンジしていくというような布石も打っています。

こういうテクノロジーの変化は一気に動き出すと普及も早いですから、情報のアンテナは常に張っておきたいところですね。



AIセールスが人間の4倍の売上を出した調査結果

2019/10/04 GigaZine
https://gigazine.net/news/20191004-ai-improve-sales/

人工知能(AI)技術の進歩によって、人間と同等に高度な会話を行うことができるチャットボットが登場し、一部の企業では顧客対応に応用されるケースも存在しています。そんなチャットボットが既に人間と同程度のセールス力を持ち、「場合によっては人間の4倍の売上を見せた」という調査結果が発表されました。

人間のセールスマンは、体調や精神のコンディションによって、成績が左右されて仕事のパフォーマンスも大きく変化してしまいます。しかし、AIにはそういったことがなく、人件費の節約も出来て、コストを低く抑えることができます。

ただし、今回の調査結果の中では、単純なAIが高い売上げを出したという結果だけでなく、AIがセールスに入る前に、AIボットであることをお客に伝えると、会話の時間も短くなって売上も約80%低下したということが判明したそうです。

この結果は、AIボットは何も知らないし、人間の方が話をしても無駄だと感じて、共感力も低いと判断して、商品購入を控えるてしまう。

やはり、購入するものに関して言えば、人と人の会話の中から共感を得て、購入をするという体験を得ようとする人が多いとも言えるのではないでしょうか。

つみたてNISA延長へ 投資期間20年を確保

2019/10/07 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASMB652S5MB6ULFA002.html

政府・与党は、「少額投資非課税制度(NISA)」の一つである「つみたてNISA」の投資期限を今の2037年から延長し、20年間の積立期間を確保する方向で調整に入った。年末にまとめる来年度の与党税制改正大綱に盛り込む。「貯蓄から投資へ」の流れの後押しに加え、若い世代の老後の資産形成のために必要だと判断した。

政府が「積立NISA」の投資期限を、これまでの2037年から延長して、20年間の積立期間を確保するということを発表して調整に入りました。これは何を意味するのでしょう。

元々、積立NISAというのは、年間の投資額の上限を40万円に設定していて、株式投資信託の運用益が20年間は非課税になる制度です。

投資できる期限は37年までなので、今年始めれば19年間、来年に始めると18年間しか積み立てが出来ないことを意味していて、これを金融庁は課題に挙げていました。開始時期にかかわらず20年間確保できるように延長して恒久化を求めています。

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Koga Kenマーケティングプランナー
商品開発・動画制作・企画営業などマーケティング全般の仕事に携わってきました。現在は、企業のHP制作・動画制作・商品開発などのマーケティング業務を請け負いながら、海外輸入のECサイトの運営や「ひとりで稼ぐ力」をテーマに投資、副業などの資産形成に関する活動を展開。