フリーランスで仕事をしている人や、今は、会社員かもしれないけれども、これからフリーランスで稼いで行きたいと思っている人もいると思います。
今回、フリーランスの人向けの営業の仕方についてまとめて行きたいと思います。
個人で仕事をする以上、営業というのは付き物で営業そのものを他の人に代行してもらうということもありますが、その分、手数料が取られたりするので、原則、自分で仕事を取ってこれることが一番良いです。
自分で仕事を取れた方が手数料は抜かれないし、次の仕事を取るための人脈そのものが形成出来て良いサイクルが作ることができます。
そういう意味では、自分の力で仕事を取れるようにしておくべきというのが個人的に思っています。
個人的に10年以上、個人事業としてやってきた感覚なので参考になれば幸いです。
個人的に営業で気を付けていること
■以外なところを覚えておく
■本業以外では貢献する意識
■こちらから提案する
見た目で不快さを与えない
ひとつづつカンタンに解説すると、人は見た目ではないっていう感じのことを言われることもあったりして、ドラマなどでは汚いオッサンが実は凄い人物だったなどの稀なケースはありますが、あんな感じのことはありません。
正直、見た目は9割という言葉もありますが、個人的にはビジネス上の初見で言うと「見た目が10割」ではないかと思っています。
これは、何も高い服やセンスの塊のような恰好をしようということではありません。
基本的、不快を与えない感じであることが大事なのです。
人って、一発目の印象が「なんだコイツは・・・」ってなると、そこから話をしてもやっぱ変なやつとか、最初のレッテルを拭いきれずに悪い印象だけ残すってことが多いので、最低限の見た目は意識した方がいいでしょう。
下手な心理テクニックを使わない
これは、営業の本とかたまに見ると「ミラーリング効果」や「オウム返し」など様々な心理テクニックと言われるものがありますが、あれらのテクニックを使っていると感じられた時点で終わりです。
これは、恋愛なんかでもそうですが、心理テクニックを必死になって異性に使っている人って嫌ですよね。
初見の相手とのコミュニケーションは、まず、相手の話を聞いてから、自分が興味・関心が持てるキーワードを探って、そのキーワードを使って質問や感想を述べ、更に相手が「この人は話がしやすい人だな・・・」って思ってもらう程度で良いのです。
そして、自分のことは聞かれたら話程度の感じでやりとりが出来るのが良いと思います。
最初から利益を取りに行かない
これは、個人で仕事を仕事をしているということのメリットを最大限に活かそうということです。
基本的に、フリーランスで仕事をしていて自分から積極的に仕事を取りにいこうと思った場合、最初から利益を求めて動くことは好ましくありません。
最初は利益が出なくても、損をしない程度の仕事を精いっぱいこなして、仕事を見てもらうことが重要です。
そして、よくあるのが、仕事をして顧客が求める成果に至らなかった時などは更に重要で、基本的に、相手が求める成果を上げてギャランティをいただくことが大切で、サラリーマンからフリーランスになった人の中には、相手が求める成果に繋がっていないのに、自分の報酬の主張ばかりをする人も結構いたりします。
プロ意識を持つことは、とても大切ですがここのバランス感覚がフリーランスにとってはとても重要です。
以外なところを覚えておく
これは、多くの人とコミュニケーションを取って名刺交換などを行った時に、その時の会話で印象に残ったエピソードの内容などを記憶しておくことです。
私は全部覚えておけないので、頂いた名刺の裏に「この人は犬を10匹飼っている人」や「最近、子供にゲーム機買わされた」など自分が覚えておいて、次にあった時にこちらから話掛けられるように何かしらの内容をメモするようにしています。
次にあった時には、「あれから犬は元気にしてますか?」や「?」など相手が話しやすい状況を作りやすくなります。
この時に、記憶しておく内容は「10人が聞いたら10人が覚える内容」ではなく、10人が聞いて2人か3人位しか覚えていないような話を積極的に記憶するようにしています。
これは、その人からすると、みんなが記憶してくれていることは当たり前と思っているので、「良くそんなこと覚えているな」っていうところ位が一番いいと思っています。
本業以外でも貢献する意識
フリーランスで仕事をしていると、本業以外で色々とお願いごとをされることは度々起こります。
よく、芸人さんとかでも先輩の引っ越しを手伝うとか、本業以外のことで何かをお願いされることもあったりすると思います。
そういうときは、手を抜かずにしっかりと貢献する気持ちが重要です。
何故なら、最初の内フリーランスで仕事を取っていくにはサービス精神がとても重要です。
本業以外のことはしませんというスタンスも悪くはありませんが、それは第三者が既に貴方のスキルや能力を認めていて、他人がお金を支払ってでも仕事を依頼したいと思っているかどうかです。
そのような状況が作れていないなら、まずは、対象の人に喜んでもらい、喜んでもらった先に自分の本業で、さらに貢献できることを提案していくようにするとスムーズに仕事に繋がったりします。
こちらから提案する
最後は、積極的にこちらから提案するということです。
単に、こんなこと出来ますけどどうですか?という安直な提案などではなく、こちらの意図を持って提案することが大切です。
意図というのは、クライアントのメリットを明確に結論からいうことです。
長々と、話をして提案するのではなくエレベーターで移動している僅か20秒くらいで説明できるくらい簡潔にプレゼンが出来るようにすることです。
これをするには、相手の仕事の内容やある程度のニーズを掴んでいないと出来ないため、この僅かな時間のプレゼンで聞いてくれるようなら、更に詳しい商談に入っていくことも出来ると思います。
まとめ
今回は、フリーランスで仕事を勝ち取るための6つのコツをご紹介しました。
非常にスキルが高い人や既に有名な方からすると、煩わしいように感じる営業方法かもしれませんが、私は、フリーランスとして仕事を取ってくるというのは、基本は人と人とのコミュニケーションだと思っています。
個人的には、今回紹介した以外にも、営業するなら夜にしろなど色々と経験した体験からお伝え出来ることもあったりします。
また、機会がありましたら紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
■見た目で不快さを与えない
■下手な心理テクニックを使わない
■最初から利益を取りに行かない