VANKYO V630 格安プロジェクターのおすすめポイント【実際に使ってみた感想】

薄型テレビよりも大きな画面で、動画や映画が見れるのがプロジェクターですが、自宅で気軽に見れて格安なホームシアターのデビューをしようとVANKYO PERFORMANCE V630を購入しました。実際に購入して使ってみたレビューをしていきたいと思います。

VANKYO V630の感想

プロジェクターって「プロジェクター本体が高い」や「映像や音声の配線が面倒」や「本体を設置する場所の確保が大変」など、いくつかの欠点が挙げられます。

これらの理由で、ホームシアターに興味があっても導入をためらった人もいるでしょう。

今回は、個人的に色々調べてみて3万円以下でホームシアターデビューをしようと思い、実際に購入したプロジェクターのレビューをしていきたいと思います。

購入したプロジェクターはVANKYO(ベェンキョー?)V630です。

最初、VANKYO の読み方が分からなくて調べるてみると「バンキョー」という言い方と、海外の人達の言い方だと(ベェンキョー)のような発音をしていたので正確には分かりません。

到着したVANKYO V630が、こんな感じの大きさです。

リモコンの他には、バッグなどが入っているのでアウトドアで持ち運びにも使ってもらおうというメーカーサイドの意図があるのかもしれません。

実際に、持ち運びをするとなると、重さ自体が2.7キロあるので、長時間持って移動するのは正直しんどいかもしれません。

実際に部屋を暗くして投影した感じと、明るさ全開で投影してみた感じは以下の通りです。

本当は、スクリーンとかあると、もっとホームシアター感が出るのかもしれませんが、映し出せる手ごろな白い壁で試してみた結果ですが、部屋を暗くして見ると臨場感はあります。

部屋を明るくした場合だと、暗い時よりも見えにくいところはありますが、個人的には明るくても見れる感じでした。

VANKYO V630 の概要解説

購入する前に調べたVANKYO PERFORMANCE V630の概要がコチラです。

V630概要

ネイティブ解像度:1920×1080
6500ルクスのLED輝度
5000:1のコントラスト比
使用距離:5.15フィート(157センチ)から30.18フィート(920センチ)
画像サイズ:46″ – 300″
ランプ寿命:通常、Vankyoは50,000〜Hrsと述べています
入力:HDMI x 2、AV /コンポジット、VGA、AUX、USB x 2、SDカード
インストール:天井取り付け可能
電子キーストーン:+/- 45度
同梱物:リモート、キャリングケース、AVケーブル、HDMIケーブル

概要を見ただけでは、各それぞれの意味があまり分からないと思うのでカンタンに説明します。色々と調べていくと、プロジェクタの性能で見るポイントが少し分かりました。

[V620] ・スクリーンからV620の設置距離235㎝で約68インチ画面相当(横150㎝×縦84㎝)

[V630] ・スクリーンからV630の設置距離235㎝で約71インチ画面相当(横156㎝×縦88㎝)

VANKYOのV630いくつかの特徴を紹介していきましょう。

ネイティブ解像度

ネイティブ解像度というのは、よく使われている用語みたいで、知っておく必要がある重要な項目かもしれません。

ネイティブ解像度というのは、プロジェクターが壁に投影できる実際の内部解像度です。

ネイティブ解像度が高いほど、画像は鮮明になります。

VANKYO V630は1920×1080pという解像度なのでフルHD・ビデオを出力できます。

映画を見たりビデオゲームをプレイする場合は、ネイティブ1080pのプロジェクターはお勧め出来ると思います。

輝度(きど)

十分に明るいプロジェクターを持つことも重要な要素です。

明るさが弱いと、プロジェクターを実際に使用する場所が制限されてしまいます。

輝度というのは、人の目に入る光の量を表していて「その面から反射された光が、ある方向から見ている人の目にどれだけ届いているか」を表しています。

より明るいプロジェクターを使用している場合は、日中でも安心して使用できます。

面積に対して入射する光の量のことをlx(ルクス)と言って、光源によって照らされている面の明るさの程度を表します。

V630の場合、6,500ルクスという非常に明るいスペックを備えています。これは、50人から~100人規模の大きな会議室などでも使える位のスペックということになります。

コントラスト

コントラスト比とは、画面の一番明るい部分と、暗い部分の(輝度)差のことを表します。

この数字が大きいほど明暗の差が大きくなり、映像が鮮明にハッキリした見え方になります。

要は、コントラスト比の数値が高ければ高いほど明暗の差が大きく、鮮明に見えるということです。

全体的に心地よい画質が必要な場合は、コントラスト比を確認することが重要です。

VANKYO V630は「5000:1」というコントラストで、画像は比較的濃く豊かに表示されます。

ランプ寿命

ランプの寿命は、その名の通りプロジェクターのランプの寿命になります。

これは、結構、高価な電球であるため交換するとなると、大きな出費にもなりますし、どうせなら買い替えた方が良いという形になり、実質的なプロジェクターの寿命とも言えます。

通常、電球の種類は、6,000〜10,000時間のランプ寿命を持っていますが、V630の場合は、特別な電球を使用しているLEDモデルということで、50,000時間の長寿命となります。

これにより、長時間プロジェクターを使用できるようになります。

恐らく、実際に使っていると、故障する前にプロジェクターそのものをアップグレードして買い換える方が多くなるのではないでしょうか。

台形補正

台形補正というのは、プロジェクターが中心から外れているときに画像を調整する方法です。

プロジェクターを投影するとき、部屋の横や下などに設置することもあるでしょう。

この台形補正を使用すると、画像を調整して、壁や画面に対して綺麗な長方形として配置することができます。

ごく平均てきなプロジェクターとかだと、約15度くらいの台形補正なのですが、V630の場合、非常に広い範囲の45 +/-という自由度の高い台形補正が可能です。

つまり、中心から最大45度ずれた状態であったとしても、プロジェクターから同じ高さの画像を投影することができます。

しかし、1つ難点なのが「オートフォーカス」ではないため、鮮明な画像を得るには、プロジェクターのフォーカスダイヤルを物理的に回す必要があります。

下のダイヤルで細かく調整することが出来ます。

接続性

V630には2つのHDMIポートがあって、メディアスティック、ゲームコンソール、Blu-rayプレーヤーなど、いくつものデバイスを繋ぐことが出来ます。

2つのデバイスを同時にプラグインさせるためには、2つのポートがあると便利です。

フックを外すのではなく、付属のリモコンで設定を切り替えるだけで済みます。

また、2つのUSBポートと1つのSDカードスロットもあります。

これは、フラッシュドライブを接続して、映画を直接再生する場所です。

残念ながら、すべての形式とエンコードがサポートされているわけではありませんが、使い勝手は非常にいいと思います。

また、レガシー接続も可能で、古いデバイス用にレガシー入力も可能になっています。

昔は良く使われていた赤、白、黄色のケーブルなど、見覚えある人も多いと思いますが、これは、VHSやDVDプレーヤーなどの接続に使用します。

iPhoneやiPadのデバイスから動画をプロジェクターで投影

また、自分が使っている iPhone やiPad の画面をプロジェクターに映すこともできます。

Lightning – Digital AVアダプタを購入して接続すると、Lightningコネクタを持つデバイスのスクリーンで見ているアプリケーション、動画、映画 、 YouTube などを、HDMI を通してスクリーンに映し出すことが出来ます。

我が家では、妻と一緒に動画などを見ることもあるので、Lightning – Digital AVアダプタを購入して、YouTubeをプロジェクターで投影して使っています

特に、今のコロナの影響で自宅での自粛をしている家庭などでは、子供と一緒に多くの映画を見て「自宅を映画館」のようにして、楽しく過ごすのは良いですよ。

我が家でもプロジェクターを見るときに、ポップコーンを買ってきて、気分を映画館のようにしてみると、楽しい自宅での自粛も出来るのではないでしょうか。

Lightning – Digital AVアダプタで携帯などのデバイスを使わずに、AmazonやNetflixのサービスを使う場合は、「amazon fire  stick tv」を入手するのも良いと思います。

これは、インターネットの多くの動画サービスをテレビやプロジェクターで利用可能にする機器の事で、プロジェクターと併せて購入される方も多いです。

まとめ

VANKYO V630プロジェクターは、プロジェクターデビューには最適だと思います。

正直、公称値(公式で公開されている数値)では、6500ルクスという他のプロジェクターとは異なる高い数値が表記されていますが、自分が使ってみた感想では、6500だからスゴイということは感じませんでした。

もっと、明るいところで投影したりして色々なパターンで検証をしたら違いがハッキリ実感出来たのかもしれませんが、6500ルクスという数字を実感することは出来ていません。

しかし、自宅で使用する上では十分すぎる位にハッキリ投影出来るので十分だと思います。

私の場合、Amazonで購入したらスグに手元に届いて、プロジェクターを使って見るのが楽しくて、結構、長時間に渡って視聴していたら、少しだけですが、黒い線が画面に出て来ました。

チャット越しにAmazonに問い合わせをして「少しだけ黒い線が入る」ということを伝え、画像を送ったりしていたら、新しいのと交換してくれるということで、スグに新しい新品を送ってくれました。

黒い線と言っても、気にはなると言えば気になりますが、気にしない人なら全然、気にしない程度の感じだったのですが、スグに対応してもらい新しい商品を送ってもらえたことにサポート体制に対する好感を持つことは出来ました。

もし、安いプロジェクターでも本当に大丈夫なのかと、購入を検討している人がいたら安心して購入しても大丈夫だと思います。

その他にもVANKYO V630プロジェクターには魅力的なものがたくさんあります。

大画面の出力も可能で明るさとコントラストもかなりいいです。

NetflixやHuluなどの動画視聴やBlu-ray、ビデオ、ゲームなどで多くのコンテンツを視聴する場合に優れていると思います。

形式で言うと、V620やV630というグレードの違いがあるようなのですが、詳しくは詳細は不明ですが、スクリーン画面の大きさに多少違いがあるなどの違いはあるようです。

[V620] ・スクリーンからV620の設置距離235㎝で約68インチ画面相当(横150㎝×縦84㎝)

[V630] ・スクリーンからV630の設置距離235㎝で約71インチ画面相当(横156㎝×縦88㎝)

実際に使ってみてのデメリットで言うと、ファンが回る音は若干気になる人もいると思うので、ファンが回る音が小さいのに拘る場合は、コンパクト仕様のプロジェクターでも良いかもしれません。

実際に、コンパクトなプロジェクターのファンの音が小さいかは分かりませんが・・・

今回、プロジェクターを始めて買ってみたのですが、コストパフォーマンスは非常に良いと思います。また、別のデバイスやお勧めの機器がありましたら紹介したいと思います。

今回、紹介私が使っている意外のVANKYOのプロジェクターでWi-Fiを飛ばして、投影するタイプもあるようなのでこちらも参考にしてみても良いかもしれません。

周辺機器などを揃えるのが面倒な人とかはWi-Fiで飛ばして見るのも良いかもしれません。

私の場合は、プロジェクターで動画を映して鑑賞しながら自分のスマホも使えるようにしたかったので、周辺機器を購入しました。

また、おすすめのガジェットやツールがあれば、ご紹介したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

1件のコメント

購入にあたり大変参考になりました。出来ればステイホームで映画を2~3本見ると5~6時間たってしまうので実際に公称値以外に何時間位までの使用などの記述が有るともっと助かります。

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Koga Kenマーケティングプランナー
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