コロナの影響による「Stay Home」で、ガーデニング市場の需要が増加し、コロナで甚大な被害が出て、都市封鎖が行われたニューヨークなどでは、自宅で過ごす時間が増えてガーデニングに目を向ける人が急増しました。
- 不況時に家庭菜園は流行るのかを知りたい人
- これから家庭菜園をしようと考えている人
- 初心者だけど、最近、家庭菜園を始めた人
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新型コロナでかつてない家庭菜園ブーム
オーストラリアなどでは、ガーデニング関連商品が1日の注文数が3倍~4倍になったり、英国では、野菜、ハーブを育てる家庭菜園の商品が2019年の同時期と比較して8倍の注文を受けているようです。
日本でも外出自粛の要請が発令された中、ECサイトでは苗の注文や庭のつくり替えの商品なんかも売れ行きが伸びていて、メンテナンスなどの注文も増えてきています。
コーナン商事、純利益9%増、前期、コロナで販売増。
ホームセンター大手のコーナン商事が13日発表した2020年2月期連結決算は、純利益が前の期比9%増の118億円だった。特に資材や園芸用品などの、利益率の高いプライベートブランド商品が堅調で売上高にあたる営業収益は12%増の3746億円だった。2020/04/14 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57980850T10C20A4DTA000/
イギリスのBBCニュースでも、今回の、コロナ禍を契機に、初めて自分で野菜を育て始めた人々が大幅に増加していると報告がされていたりします。
また、欧米では「バーピー・シード・カンパニー」の取締役会長が、経済が不況になると種子の販売が急増することに気付いたと明かしています。
- 1970年代の石油危機
- 1987年のブラックマンデー
- 2000年のITバブルの崩壊時
これらの不況と言われる事象が起きると、種子の売れ行きが伸びるということが過去に起きています。
新型コロナでかつてない家庭菜園ブームの欧米 戦時下の「勝利のガーデン」
我が家でも、今回の家庭菜園ブームに乗っかり、自宅で過ごす時間が増えたので、簡単なガーデニングを取り入れることで、ライフスタイルのアップデートに挑戦してみました。
おすすめ1:初心者向き家庭菜園の種子は?
- 無農薬で安心の食ができる
- 気軽に採れたて野菜が手に入る
- 比較的、早くに育って楽しい
こんな感じではないでしょうか。
スーパーに置いてある野菜なんかは、安くて美味しいのもたくさんあるのですが、もし、自分の身体に入るものに多くの農薬が使われているとしたら、無農薬で安心して食べられる家庭菜園はいいかもしれません。
また、すぐに採れたての野菜が手に入ることの魅力と、種植えから結構、芽が出るまでに早いので、1週間2週間で成長が見て分かるので、育てる楽しさがあるのもあると思います。
色々と調べてみると、初めて家庭菜園をする人向けの種子は結構あるようです。
- 水菜
- 小松菜
- リーフレタス
- ルッコラ
- ラディッシュ
- バジル
- ミニチンゲンサイ
これらの品種は、比較的、初心者からでも家庭菜園を始めるのにやりやすい種子とされています。
その他にもあるようですが、我が家で最初に家庭菜園として育てた種子は、この内、ラディッシュ、リーフレタス、バジルを育ててみることにしました。
ラディッシュを育ててみた
ラディッシュ菜園で参考にさせてもらったサイト
https://lovegreen.net/homegarden/p165023/
これらのサイトを参考に、我が家で育てたラデッシュは以下のような感じになりました。
写真は1週間目と2週間目のラディッシュになります。
バジルを育ててみた
バジル菜園で参考にさせてもらったサイト
https://gardenstory.jp/plants/40091
これらのサイトを参考に、我が家で育てたバジルは以下のような感じになりました。
リーフレタスを育ててみた
リーフレタス菜園で参考にさせてもらったサイト
これらのサイトを参考に、我が家で育てたリーフレタスは以下のような感じになりました。
1週間目〜3週間目のリーフレタスになります。
おすすめ2:超節約にもなる再生野菜とは?
外出自粛が要請される中で、日々のスーパーの買い物なんかでも「密」を避けるために時間を考慮したり、家族が自宅にいるのでどうしても食費への出費が気になるなど、外出自粛の心配事は多くあります。
今回は、我が家で家庭菜園と一緒に、再生野菜にも挑戦してみました。
実は、スーパーなどで買った野菜で根っこが付いている野菜は、水に浸しておくと再生して、もう一度食べることができる再生野菜(リボーンベジタブル)が可能な野菜が多く存在しています。
日常の料理に使った野菜で根っこが余ったりした芯を捨てずに再生できるとのことです。
- 水だけで出来て簡単
- 単純に節約になる
- 栄養の多い部分が食べれる
- キャベツ
- ブロッコリー
- レタス
- 玉ねぎ
- ねぎ
- 小松菜
- 水菜
- にんにく
- アボガド
- チンゲンサイ
- カブ
- 豆苗
色々調べたみると、結構、再生野菜が可能な野菜というのは多いという印象を受けました。
この中から、我が家では「ねぎ」の再生野菜に挑戦してみました。
水につけているだけなので、そこまで苦労することはないので、気長に見ていこうと思います。
今回、我が家にも家庭菜園を取り入れてた良さとしては、必要なときに必要な分量だけを庭先から採ってスグに料理に使える点は良かったと思います。
今回は、リーフレタスがある程度育ってきたので、ピザを自宅で作った時にリーフレタスを乗せることで、緑が増えて自家製のピザがより美味しそうに感じたことは良かったです。
そう考えると、大葉(しそ)やバジル、ミントなどのハーブ類は、買うとなると量が多すぎていつも余っていたりして、使い切れない時も多いので便利だと思いました。
また、お店で買うと以外に値段がするものもあるけど、家庭栽培や再生野菜をすることで、食費の節約に大きく貢献できるという印象を受けました。
まとめ
コロナ禍によって、様々なものが変化しつつありますが、今後、食糧だけに限らずエネルギーなど、色んなものが「家庭で出来る自給自足」の傾向が強くなってくると感じています。
世界経済は、産業革命以降、大量生産と大量消費で、色々なものが大きくなりすぎている反面、スマホなどが普及して、UberやAirbnbなどのシェアリングエコノミーのビジネスが生まれてきたこと、資本主義経済の形が変わりつつあることも考えられます。
これらは偶然ではなくて、個人的には全てが連動していると考えています。
今後、私たちの日常の生活範囲は、少しずつ社会が小さくなっていくようにも感じています。
コロナ禍で「満員電車が減った」「リモートが増えた」「自宅生活が増えた」こういう社会の変化に目を向けていくと、ビジネスチャンスは結構あったりするものです。
今回の新型コロナ感染拡大の影響によって、私たちの働き方は激変し、既存のビジネスモデルも再構築されつつあります。
まるで、戦時下を思い起こさせるような、家庭菜園やガーデニングのブームが欧米で起きているといった話を聞くと、働き方やビジネスモデルに留まらず、私たちの生活観や価値観を激変させてしまうのではという気にもなりました。
本格的に家庭菜園を副業的に行う人もいるようで「家庭菜園の販売」や「家庭菜園のアドバイザー」など、本格的にビジネスに繋げていく人も多くいると思います。
今回は、家庭菜園に挑戦をしてみたので、その個人的なまとめをさせていただきましたが、今後、家庭菜園以外での電力の自給自足関連のビジネスなども挑戦をしてみて記事にしてみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。