長期投資で勝つためには、時代のトレンドを世界に向けていく必要があります。そこで、ソフトバンク・ビジョンファンドの出資先を知ろうということで、投資した企業をまとめ解説していきます。
まず、ソフトバンクビジョンファンド皆さんご存知でしょうか?10兆円規模の超巨大ファンドでございます。
当然、トップは孫正義社長で、あのアリババへの投資で長期投資で巨額の利益を生み出した話は有名です。
このファンド何が特徴的かと言うと、ユニコーン企業(評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業)の投資に特化してるというところが面白いです。
時価総額1000億円以上で、これから非常に有望な会社っていうところに投資をしているファンドなんです
この起業がどこに出資しているのかって分かると、これからのビジネスのトレンドが掴めるので自分の勉強のためにもまとめてみました。
日本では殆ど知られてない会社ばかりですなので、今回、整理してみようと思います。
Contents
- 1 小売事業ECサイト
- 2 コンシューマ(一般消費)
- 3 B2B(企業間での電子商取引)
- 4 フィンテック領域
- 5 フロンティア領域
- 6 ヘルステック
- 7 不動産
- 8 移動と物流
- 8.1 Alibaba Local Services アリババローカルサービス ローカル配送
- 8.2 DiDi ディディ タクシー配車 5500億円投資
- 8.3 DoorDash ドアダッシュ フードデリバリー 550億円投資
- 8.4 Fair フェア 自動車リース 400億円投資
- 8.5 Full Teuck Alliance フルトラックアライアンス トラック版のUber
- 8.6 Getaround ゲットアラウンド カーシェアビジネス 330億円投資
- 8.7 GM Cruise ジーエムクルーズ 自動運転開発企業 2500億円投資
- 8.8 Grofers グロファーズ インドのフードデリバリー 140億円投資
- 8.9 Guazi グアヅゥ 中国・中古車販売 1600億円投資
- 8.10 Loggi ロッジ ブラジル配送アプリ 110億円投資
- 8.11 Nauto ノート 運転支援デバイス 180億円投資
- 8.12 Nuro ニューロ 宅配ロボ 1000億円投資
- 8.13 Park Jockey パークジョッキー 駐車場管理 1100億円投資
- 8.14 Uber ウーバー タクシー配車 8000億円投資
- 9 まとめ
小売事業ECサイト
Auto1 オートワン
中古車売買 580億円投資
30カ国以上で事業展開している欧州にある中古車売買のベンチャー企業です。同社は 3万5000以上の自動車ディーラーを扱っていて、月に4万台以上を販売しています。Auto1が需要と供給を分析して、マッチングすることで中古車の適正な価格づけが可能になります。
Blandless ブランドレス
小売業 270億円投資
急成長を遂げている企業価値5億ドル(約550億円)のeコマース・スタートアップ企業です。この起業なかなか面白いのは、無印良品のブランドに似た感じの企業で、こういう所にもビジョンファンドが出資するようです。
Coupang クーパン
韓国版Amazon 2000億円投資
韓国で最も企業価値の高いスタートアップとして、アジアでトップ10に入る評価を受ける韓国版のAmazonのようなECサイト企業です。深夜までに注文した商品が翌日の朝7時に届くという「クーパン・フレッシュ」というサービスを展開しているようです。
Fanatics ファナティクス
スポーツ用品ECサイト 1100億円
スポーツ関連商品のEコマースを運営する企業です。独占的に米国のスポーツ用品を売る権利を持っている会社で、一般的にAmazonに対抗するのは大変なのですが、スポーツに特化したカテゴリーで独占的なポジションを持っています。
FarstCry ファーストクライ
キッズ用品ECサイト 220億円
ベビー・キッズ用品を販売するアジア最大手の小売企業。オンラインとオフラインで事業を展開しており、2016年10月、インドのコングロマリット企業Mahindraのベビーケア事業BabyOye Retail Pvtを買収したことにより、フランチャイズの実店舗数は300を超えた。
コンシューマ(一般消費)
Oyo オヨ
格安ホテル 1200億円投資
日本にも進出してきて、今、格安ホテルを作っているインドの会社です。この起業にもお金を出資していて、日本では格安ホテルという位置づけではなくてレオパレスように簡単に使える住居って感じでやっていくようです。
Plenty プレンティ
AI植物工場 200億円投資
プレンティという会社にも出資をしています。最新技術をインドア農業に取り入れていて、センサーやLEDを駆使し、データ解析から最適な農法を採用する。農薬も遺伝子組み換え作物も使わずに水の使用量は99%削減できるようです。こういうAIの植物工場という形で植物工場のベンチャー企業にもソフトバンクは投資をしています。
Tokopedia トコペディア
インドネシアの楽天 1200億円投資
Tokopediaは、2009年に設立され、インドネシア最大のオンラインマーケットプレイスで、1億以上の商品を国内全域に販売しています。インドネシアの楽天ショッピングモールECサイトのような感じで1200億円の出資を受けています。ビジョンファンドは韓国・インドネシアのECサイトに積極的に出資しています。
Wag! ワグ
犬に散歩代行業 300億円投資
散歩、ペットシッター、ペットの宿泊が主なサービスのようですが、犬のトレーニングも近々スタート予定のようです。ドッグウォーカー&シッターと飼い主をアプリを通じてマッチングするサービスのようです。
どうなんでしょう犬に限らずシェアリングエコノミーのビジネスは、まだまだビジネスとして狙い目なのかもしれませんね。
B2B(企業間での電子商取引)
Automation Anyware オートメーションエニウェア
自動化サポート 340億円投資
オートメーション社が手掛ける技術はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ばれていて、人工知能(AI)を使って伝票作成などの、単純事務作業で代替することができます。
Cohecity コヒシティ
ストレージ企業 280億円投資
Cohesityのソフトウェアでは、ファイルシステムが特徴で、ハードウェアノードを追加することで、ほぼ自動的かつ無制限に拡張することができ、クラスタに格納しているデータ全体を対象に、重複排除を効かせることができます。こういうバックアップ用のストレージを制作している企業にもソフトバンクは出資しています。
Globality グローバリティ
ビッグデータ&AI 110億円投資
2016年に創業されたグローバリティは、マーケティングやコンサルティング、法務などの互換性のあるソフトウェアを製造、販売しており、企業向けのマーケットプレイスを提供しているビッグデータ型のエンタープライズ向けの企業です。
MapBox マップボックス
位置情報サービス 200億円投資
地理情報プラットフォームの企業で、Googleと競合している会社の大半が、ここのサービスを利用しています。フェイスブックやティンダーなどに地図情報を提供していて、スマートフォンでも走行中の道路状況などの映像をデータ化、分析できるソフトを開発しているようです。
OSIsoft オーエスアイソフト
IoT 投資金額非公開
OSIは工場など産業施設を管理するソフト開発会社で「産業IoT」の開発大手の企業です。船舶、化学ボイラー、発電所などの機械からデータを取得し、管理することが出来るようです。石油・ガス、ユーティリティー、採掘、パルプなど、さまざまな産業で利用されていて、今、IoTに力を入れてるということで、ソフトバンクから出資を受けたようです。
Slack スラック
コミュニケーション 280億円投資
日本でも50万人以上が毎日利用する、ビジネス向けコミュニケーションツールです。Slackは2013年8月にアメリカでリリースされたビジネスチャットツールです。アメリカを中心に急激にユーザーを伸ばして短期間で、売上を稼ぐ会社になった企業です。
フィンテック領域
Kabbage キャベジ
オンライン融資 280億円投資
キャベジ社の強みは、中小企業がAmazonやeBayなどで運営するネットショップの売上情報や顧客からのレビュー、トラフィックなどを解析し、日々の営業動向をデータとして集計、解析をすることで、そのデータを担保として融資を行うという点にあります。銀行が厳しい規制を理由に中小企業への貸し出し渋りが起こっていた状況下に、積極的に融資を行って急激に発展した企業です。
OneConnect ワンコネクト
中国の保険サービス 1000億円投資
中小規模の金融機関向けに高度なフィンテックテクノロジー(Fintech SaaS)を提供するビジネスソリューションプロバイダーであり、提供するビジネスソリューションは、人工知能、ブロックチェーン、クラウドプラットフォーム、バイオメトリクス識別など多岐に渡る中国の保険サービスの企業ですが、保健の領域はどこも結構注目していて、保険業界というのも、まだまだ伸びしろがある業界なのかも知れません。
Paytm パイティム
インドのモバイル決済企業 1700億円投資
パイティムという会社は、インドでデジタル決済のバーコードやQRコードベースのテクノロジーを開発しています。3億人以上のユーザーと800万店舗の加盟を持ち、シームレスなモバイル決済サービスを提供しています。
Policy Bazaar ポリシーバザール
インド保険比較サイト 220億円投資
インドの保険比較サイトで、年間の閲覧数は1億回を超え、サイトを通じた保険商品は月間30万件に上ります。国内生命保険の25%を占め、保険商品のネット販売では5割のシェアを握るインド大手の保険企業です。
衆安保険 シュウアンホケン
中国のオンライン保険 110億円投資
衆安保険は2013年10月に設立された中国政府から初めてインターネット保険販売ライセンスを獲得した会社です。衆安保険は、ビッグデータを活用して顧客の属性や個人情報を分析し、同一商品でも顧客により異なった価格での販売を可能としています。
フロンティア領域
Arm アーム
プロセッサ 3.3兆円で買収
アームは世界のスマートフォンのほぼ全てに搭載されるプロセッサを設計しています。孫社長は、世界の端末をつなげてIotで利益を上げるためにはアーム社が必要不可欠とみているようです。孫社長は、2025年までにIot市場は11兆ドル規模に膨らむと見ていて、ソフトバンクにとっては過去最大規模の買収となりました。
Brain Corp ブレインコーポ
ロボット事業 120億円投資
こちらの企業は、産業用のロボットを作っている会社です。障害物、子供などを避けながら、接触することなく移動することが可能で、人間が操作するよりも安全と言われている自動走行技術を使ったロボット企業になります。やはり、AIとロボット関係は、やはり抑えておいた方が良いと言う感じですね。
Improbable インプロバブル
VR/AR開発ツール 550億円投資
この分野は常に投資対象に上がって来ますよね。AR・VRの開発ツールを提供している企業で、複雑なシミュレーションを迅速、かつ低料金で行うことを可能にするプラットフォームを提供しています。この企業に550億円の巨額投資をしている辺りが流石という感じですね
Light ライト
多眼カメラ 120億円投資
ライトの技術は、高度なアルゴリズムを使用して、多眼カメラを使用して画像を単一の高品質画像に結合し、高精度の3Dデータを取得することで機械に人間のような視覚を与えることが出来るようです。
Nvidia エヌビディア
NVIDIAという会社は、パコソンやワークステーション等の画像処理を担当する主要な部品の一つでグラフィックチップとも呼ばれるGPUのメーカーです。グラフィック関係の会社で、画像解析なんかしている会社なのですが、今、凄く株価も上がったりしているのですが、売却を検討しているようです。
Petuum ペディウム
AI産業 110億円投資
企業がAI開発を行うためのツールの開発とコンサルティング企業です。AI関係の企業で特にB to B産業に特化したAIを導入するベンチャー企業です。こちらにも1億ドルかを出資している。
ヘルステック
Guardant Health ガーダントヘルス
がんの遺伝子検査 400億円投資
ガーダントヘルスは、がん遺伝子検査を提供する会社です。がん遺伝子検査を利用した医療というのは、患者さん個々のがんの原因となっている遺伝子変異を特定して、薬剤や治療方法を選択することができる新しい治療することが出来るベンチャー企業です。
平安グッドドクター ピンアンドックドクター
医療ポータル 440億円投資
中国の医療ポータルアプリサービスで、こちらの企業にも440億円のお金を出資しています。中国の医療インフラっていうのは日本と大きく違っていて平安グッドドクターを経由することで色々な医療サービスを受けることができます。
平安ヘルスコネクト ピンアンヘルスコネクト
保険プラットフォーム 非公開
平安ヘルスコネクトは、中国平安保険の傘下で、医療・金融テクノロジーの企業です。人工知能(AI)を利用して、金融関連企業に流通チャンネルやリスクマネジメントといったサービスを提供することが出来る企業です。
Relay Therapeutics リレーセラペティクス
タンパク質分析 400億円
かなり専門的な企業でタンパク質の構造分析を会社です。コンピュータの能力と「タンパク質の挙動」に関連する最新のテクノロジーを組み合わせて、画期的な新薬発見エンジンを生み出すバイオテクノロジーを開発しているようです。
Roivant ロイバント
製薬企業 1100億円投資
ロイバント社は、他の製薬会社が臨床試験に失敗した新薬候補を譲り受けて、データ分析など新たな手法を用いて、違った効能を見つけ出す手法を採用しています。この変わったビジネスモデルが、目に留まったことで巨額の投資で1100億円を受けました。
Vir ヴァー
AIを活用して感染症のワクチン等を開発している製薬会社です。インフルエンザ、B型肝炎などの感染症について、AIを使って医薬品を開発しています。
Zymergen ジメルゲン
遺伝子編集 140億円投資
遺伝子組み換えなどの遺伝子操作を行うベンチャー企業で、開発現場ではロボットたちが絶え間なく遺伝子を組み替え、生産した微生物の特性をテストしている光景を目にするようです。ジメルゲンが顧客から受ける依頼は、食べ物の味の向上からステルス爆撃機のコーティング強化まで多岐に渡ります。
不動産
Clutter クラッター
個人用の倉庫 220億円投資
クラッターという会社は、アメリカで展開している個人向けの倉庫サービス事業です。日本だと個人向け倉庫とか比較的ビジネスとして動いている部分もありますが、米国人の10人に1人が既に個人ストレージサービスを利用しているようです。さらに、米国の個人向けストレージ施設の数は、スターバックスとマクドナルドの店舗の合計数よりも多いというところに目を付けたのではないでしょうか。
Compass コンパス
不動産仲介 450億円投資
不動産エージェントの生産性向上を支援するソフトウェアを開発している企業で、創業わずか6年で340億ドルの成約金を獲得しており、全米3位の取扱高に到達しました。
Opendoor オープンドア
不動産仲介 450億円投資
オープンドアは、1960年以降に建てられた約1100万円〜5500万円の一戸建て住宅だけを買い取り、オンラインで再販をしている不動産業です。また、買主への手厚い保証と徹底したユーザー視点で支持を得ている企業です。
Katerra カテラ
建設業 900億円投資
カテラは建設に関わる全ての工程を、自社で開発したプラットフォームによって一元化しています。徹底したスマート化を行って「安く、早く」家を建設する仕組みを作っているベンチャー企業です。
View ビュー
スマートガラス 1200億円投資
ビューは、新世代のダイナミックガラスを製造しています。スマートガラスは不快な反射と熱を抑えて、建物のエネルギー効率を最大20%改善します。また、ネットワーク接続されることでスマートフォンを使用して、どこからでもコントロールできます。
WeWork ウィーワーク
コワーキング 8000億円投資
この起業は、日本にも入って来ていて、世界的にも有名なコワーキングスペース企業です。ウィーワークは、大手の不動産会社から、ビルのスペースを長期で借りて、そのスペースを小さく区切って、利用者に貸し出すという「又貸し」ビジネスを上手く取り入れた企業です。
移動と物流
Alibaba Local Services アリババローカルサービス
ローカル配送
アリババグループの急成長の鍵を握っているのが、ビッグデータとそれを活用する力、つまりデータテクノロジーになります。昔、アリババにソフトバンクの孫さんが出資した経緯もあって、ソフトバンクとアリババは密接な関係がある会社ですが、そのアリババがローカル配送会社を作ったようです。
DiDi ディディ
タクシー配車 5500億円投資
タクシーの配車アプリで中国では5.5億人が利用する世界最大規模の交通プラットフォームです。2012年の創業からわずか6年で世界各国に進出し、2018年9月には正式に日本進出も果たしています。
DoorDash ドアダッシュ
フードデリバリー 550億円投資
デリバリー系の会社で、スグに食事を届けてくれる会社です。Door Dash(ドアダッシュ)が、競合のウーバーイーツやグラブハブと比較して「注文金額」でリードしているのは、ドアダッシュがウーバーイーツやグラブハブよりも、「都市部の高級レストラン」に力を入れてサービス展開していることが勝因のようです。
Fair フェア
自動車リース 400億円投資
自動車のリースをしている会社です。フェアは中古車をディーラーから買い上げ、アプリを介して会員に貸し出す中古車レンタルサービスを展開しています。運転免許証とクレジットカードがあれば、個人使用でも業務用でもリースのオプションを提示してくれる企業です。
Full Teuck Alliance フルトラックアライアンス
トラック版のUber
トラックの運転手と荷物を送りたい人をマッチングさせるアプリを開発しています。トラック版のウーバーと、呼ばれていて「トラック版の配車アプリ」です。ソフトバンク以外からもグーグル系の投資ファンドなどからも資金調達をしています。
Getaround ゲットアラウンド
カーシェアビジネス 330億円投資
オンラインを通じて自宅のクルマを貸し出すことが出来るカーシェアリングサービスです。スマートフォンで車両ドアの施錠やエンジン始動ができるようにすることで、鍵無しで車両を受け渡すことが可能にしているカーシェアリングです。
GM Cruise ジーエムクルーズ
自動運転開発企業 2500億円投資
GMの自動運を開発している企業で、自動運転タクシーサービスを展開する計画を発表し、自動運転関連企業としての存在感が益々高まっています。増資によって企業価値は190億ドル(約2兆円)まで高まり規模としては、米テスラのスペースXと同規模になります。
Grofers グロファーズ
インドのフードデリバリー 140億円投資
グローフェーズは「スーパーの無い場所にリーチする物流こそが価値になる」というコンセプトで、スーパーマーケットが無い場所をターゲットに考えた戦略で、郊外住宅地や村落に住む中間層に向けてビジネスを展開しています。
Guazi グアヅゥ
中国・中古車販売 1600億円投資
Guaziは、オンライン上で中古車を販売する企業です。購入から8年以上が経過していないことと、走行距離が150,000km未満であることを条件に、自動車の売り手と買い手を直接繋ぐマーケットを作っていて、その上で3%の手数料を販売金額から徴収しています。
Loggi ロッジ
ブラジル配送アプリ 110億円投資
ブラジルの新興企業で配送アプリを手掛ける企業です。ロッジは、荷主から依頼を受けると、バイク便や配送バンなど、付近を走る業者に即座に通知を出し、配送ルートを調べて手数料を計算して配車するサービスです。
Nauto ノート
運転支援デバイス 180億円投資
Nautoは自動運転車の業界にとって非常に価値のあるデータセットを生み出しています。AIを搭載したドライブレコーダーを開発している企業のようで、自動車の走行から大規模なデータを収集しているそうです。まだ、ほとんど市場で作っていない製品なので注目できる企業ですね。
Nuro ニューロ
宅配ロボ 1000億円投資
宅配ロボットとして、自律走行する小型の無人配送車を開発するスタートアップ企業です。ソフトバンクからの巨額出資の理由の一つに、地域の配送に着目して研究開発が行われているということです。
Park Jockey パークジョッキー
駐車場管理 1100億円投資
パークジョッキーは、駐車場を管理するためのソフトとハード技術を一体にして、サービス提供している会社です。特に、球場やイベント会場の駐車場で、生産性をかなり上げています。これなんかもなかなか面白い市場ですよね。
Uber ウーバー
タクシー配車 8000億円投資
この企業は、日本ではウーバーイーツでも有名な企業ですね。孫社長は、配車アプリと自動運転によって輸送される技術に未来があると考えているようで、大きく投資しています。
まとめ
今回、日本で有数の先見の明を持っている孫社長が見ている投資先と、その投資した企業のビジネスモデルを少し整理してみました。どこの企業もユニコーン企業として優秀な所であることは間違いありませんが、総合的に見てAI関係の企業が多い感じはありますよね。
マッチングサービスやECサイトやヘルステック・遺伝子操作なども、ほぼ全てにおいてAIが絡んでくる感じがしましたね。
そう考えると、これからの世の中のトレンドは、AI・ビッグデータや自動運転などは外せない所なのでしょう。まぁ、こうやって見ても、日本の企業が一つも入っていないので、その辺りが残念ではありましたが、今回、自分でも色々と調べてみて、非常に勉強になりました。
また、機会がありましたら、海外のベンチャー企業を調べて上げて行こうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
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